staff blog

2025/07/08

使い込まれた道具たち

 弊社は1947年(昭和22年)の創業以来、今年で78年目となります。今回は弊社でかつて使われていた測量機器をいくつか紹介してみたいと思います。おそらく1970年代ぐらいまで使われていたものでしょう。今は倉庫でひっそりと眠っている、アナログな測量機器たちです。

レベル(水準儀)
「高さ」を計測する機器です。複数地点の高低差を測りたいときなどに使用します。
木製の運搬箱には味わいがありますが、結構な重量です。

トランシット(経緯儀)
「角度」を計測する機器です。昔は経緯儀による三角測量が中心でした。

アリダード(測斜儀)
平板測量用の軽便な器械で、精度は劣りますが素早く簡潔に平面図が作れます。

 これらの機器たちは長い間酷使されていたため、小さな傷やすり減った痕があちこちに見られます。しかし、それらを修理し補修しとても丁寧に扱っていたのでしょう。今でもしっかりと動きます。ただ、使い方を知っている社員はもういませんが…

 受け売りの言葉ではありますが、
「すべての働く人にはそれぞれ使い込んだ道具がある。道具にこだわりをもち、丁寧に扱い、磨き上げることは仕事に対する礼儀でもある。そうした磨かれた道具をみて人物は評価される。この方は信頼できるのか、きちんと仕事をしてくれる方なのかと。」

 これらの機器で作業していた社員たちは既に退職して久しいですが、これらの機器に触れてみると、彼らの道具に対する敬意、仕事に対する礼儀がひしひしと伝わってきます。
 私も自分の使っている道具や身の回りを、敬意と感謝を込めて整理してみたいと思います。きっと仕事に向き合うモチベーションも高まるでしょう。