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業務実績
2025/03/26
多摩都市計画事業 稲城上平尾土地区画整理事業
当事業は業務代行方式を採用し、工事は清水建設株式会社、保留地の買受は野村不動産株式会社が担当しました。また、調査設計・事務委託業務を弊社が組合より直接受託いたしました。
組合設立認可当時の地区の現況は高低差が約40mある丘陵地であり、主に農地及び山林が広がる中に在来住宅地と開発住宅地が点在していました。道路は、既存住宅地にアクセスする道路と農地にアクセスする狭隘道路のみでした。
当地区の現況は高低差が激しい丘陵地であったことから、事業費削減のため、出来るだけ既存の地形を活かした土地利用を図れるような造成計画及び換地設計を行い、高低差を活かしたまちづくりを進めました。
安心・安全な組合事業運営を目指し、主な事業財源となる保留地を集約し、加えて保留地街区の造成工事を先行実施しました。工事着手から約1年半後には保留地処分を開始し、その後は借入金に頼ることなく自己資金と補助金により工事を進めることができました。約250戸の戸建て分譲住宅「プラウドシーズン栗平」として街並み整備リードしたことで、地区全体が統一感のある落ち着いた雰囲気の住宅地としてのブランドイメージが形成されました。また、当事業地内には周辺地域待望の上平尾消防出張所が開設され、周辺地域の安全安心のための新たな防災拠点が出来ました。
また、稲城市初の車の通れるトンネルとして都道坂浜平尾線には「上平尾トンネル」、都市計画道路小田良上平尾線には「小田良トンネル」が開通し、多くの方々から交通の利便性がとても良くなったとの感謝の声が寄せられています。
憩いの場として公園を4箇所、既存の緑を活かした緑地5箇所を設置し、緑に囲まれた良い住環境が整備されました。特に地区のメインな公園である「三反田湧水公園」には、地区北側で昔から湧いている水を園内に引き込み、湧水に親しむ癒しの空間となっています。事業地内で一番低い位置にあるため、地下には調整池が埋設され、水害にから地域の皆様を守る役目をしております。
- 事業期間
- 2010年(平成22年)7月~2022年(令和4年)3月
- 施工面積
- 25.1ha
- 総事業費
- 88億円
- 施行者
- 稲城上平尾土地区画整理組合
- 業務代行者
- 清水建設株式会社、野村不動産株式会社